初代の孫にあたられる三代目 松本新一氏が
2025年11月26日に逝去されました。
ピアノ製造者として、松本ピアノ伝統の「スウィート・トーン」の音色が特徴の
良質なピアノを1992年まで作り続け、多くの文化施設や個人宅に納入された楽器は
今も愛されて奏でられています。
また、調律師としてもコンサートから各家庭まで多くのピアノ調律を手がけるなど
音楽文化を支える多くの活躍をされました。
そして何よりも、初代や二代目のピアノを修復し、
明治・大正の松本ピアノのスウィート・トーンの音色を復活させた功績は筆舌に尽くせません。
初代からの血が通った楽器は今も優美な音を鳴らし続けています。
新一氏のご生前のご尽力、ご厚情に深く感謝するとともに
心からご冥福をお祈り申し上げます。
松本ピアノ・オルガン保存会